夕方保育のにじぐみ(2歳児クラス)でのエピソード。
子どもたちが自由に自分の好きな遊びを見つけて遊んでいると、ある子がピアノの上に置いてある「すうじのうた」と題した担任手作りの本を指さし、それを読んで欲しいと私に伝えに来ました。
最初は私が子どもたちに読み聞かせをしながら何回か言葉の楽しみを一緒に楽しんでいると、そのうち、子ども同士で、その「すうじのうた」の読み聞かせ&聞き役を始めました。読んでいる子どもは自分なりに理解している言葉を用いながら楽しそうに読み、聞いている子は指で絵本の示している数字を、読んでいる子どものリズムに合わせながら、指で数を表現していました。
何回かそのやり取りを繰り返すと、その後は別の数字を用いた玩具で、数字を気にしてか、じっと数字を見つめながら遊んでいました。
「すうじのうた」の絵本を読んでいた2人の子どもたちが降園すると、また別の子どもたちがその絵本を手に取りだして一人で見始めました。
生活や遊びの中で、自然と「数」に興味をもち、遊びを通して数の概念を何となく学んでいる子どもたちの自然な姿がとても印象的でした!
工藤
バンビ保育園アルバム「すうじのうた」はこちら