先日の夕方。泣いたりぐずったりしているちょっとご機嫌ななめのそらぐみのAくんがいました。
それに気づいたひかりぐみのBくんが、顔を覗いて”あっちいきたいの?”と聞くかのようにホールを指さしたり、近くにあったおもちゃを”どうぞ”と渡してくれようとしました。
Aくんが”いらないよー!”と返すと、Bくんは”じゃあ、、、”と絵本を開いて見せてくれました。
パラパラめくっていると、ちょっと気持ちが………「いらないー!」あ~まぎれなかったぁー( ;∀;)
しかしBくんは続けてめくり続ける。すると、近くにいた他の子たちが集まり出してみんなで鑑賞。
めくり終えるとBくんは小走りで本棚に向かい、”じゃあこっちはどう~?”と電車の本を2冊持ってきました。
電車が好きなAくん‼さぁ、反応はどうかな…?
Bくんがめくって見せると、気になりだしてすこーしずつ目が奪われていく…!
しばらくすると気持ちも落ち着いてきて、その後は機嫌よく過ごせました(*^^*)
ひかりぐみの子が、友だちの表情などを見て、”今なにか悲しいと思っているんだな”ということに気が付いたことにも驚きましたが、”なにかしてあげよう”と思ったことにも驚きました。笑顔を見せながらおもちゃや絵本を持ってきてくれる姿は、普段その子たちがしてもらっていることそのものでした。優しい気持ちが受け継がれていっていることを嬉しく思いました。
飯田