先日の土曜日保育のこと…
普段1階の部屋に遊びに来ることがほとんどないたいようぐみのAくんが、他の子がひかりぐみのBちゃんと遊んでいるのを見て「おれもあそんであげる!」と声をかけてくれました。
どんな風に遊んでくれるのかな…と思って様子を見ていると、
「あしのところにすわらせてあげようかな、こうやれば(腕で支えてあげれば)たおれないよね」
「こうしてあげたらうれしいとおもうよ、ほら、わらってる!」
「なきそうなかおしてる!おなかすいたんじゃない?」
と、表情を見ながらどうしてあげたら喜んでくれるのかを考えて、やってあげていました。
その場に一緒にいたCくんと、どちらがAちゃんを抱っこをするかでもめた時は、Aくんが少し抱っこした後、「はい、じゅんばんね」とかわってあげていました。きっと、おもちゃだったらそのまま取り合いになっていたと思います。
年下の子との関わりを通して、周りの子に対してもどうしたら喜んでくれるか、どうしたらみんなが満足できるかを考えてくれたことを嬉しく思いました。
「なんでいつもは下の部屋に遊びに来ないの?」と聞くと、「うーん…わすれちゃうんだよね。」と言っていたので、「忘れなかったらまた来てね」と伝えました。
「ちっちゃいことあそべてたのしかった~」と言っていたAくん。翌週の月曜日、満面の笑みで「わすれなかったからきたよ!」と、さっそく遊びに来てくれました。
飯田