先日の延長の時の出来事です。
つき組のAくん、ほし組のBちゃん、たいよう組のCくんと遊んでいたときのことです。
3人が、「ねえねえ、先生、こわい話してー!」と言ってきました。
私は、こわい話が思いつかなくて咄嗟に桃太郎の素話をすることにしました。
すると、私が「むかし、むかし….」
と言っただけで3人から悲鳴が・・・!
その後は、川から桃が流れてきて、家に桃を持ち帰ったところまでそのまま話していただけなのですが、
つき組のAくんは、「こわいから電車やるー!」
とそのまま違う部屋に行ってしまいました。
おばあさんとおじいさんが桃を食べようとするところまで続きを話すと、Bちゃんが、
「その桃を食べたらさ、心が凍り付いておばけになっちゃうんじゃない?」
と言いました。
電車をやるといいつつAくんもこわいもの見たさで何度も話を聞きにきたり、
桃太郎の話をしているだけなのに、次々にこわい話へと想像を膨らませているBちゃんの
想像力に驚かされました。
そんなほっこりした延長の時間でした。
本多